簡易土壌分析

DSCN0980

ほうれんそうのハウス2作めの播種前に簡易土壌分析をした。

そういうキットが市販されており、ずいぶん前から持ってはいるのだが、じつのところ面倒であまり使っていなかった。こんなキットではあくまでも「簡易」測定しかできないし、だいたいは、前回の施肥量と野菜の生育状況や雑草の具合を見ていればわかるから、僕の場合は確認程度のものと考えている。

今回確認したかったのは、土壌pHとマグネシウム、カルシウム。播種前に苦土石灰を入れるかどうか、結論はすでに出ていて、施肥すると決めていたのだが、念のために計測することにした。

「土壌分析にもとづいた施肥」といえば一見、科学的でとてもいいことのように思えるが、数字にふりまわされてはいけない。かといって、経験則だけを頼りにして科学的知見を否定するのもよろしくない。ただ、この種の「科学的知見」のなかには、ある事象の一部分だけを切り取って特定の者にとって都合のいいロジックで「わかりやすく」示しているだけのものもあるから注意が必要だ。似非科学まがいのものまで大手をふってまかり通っている現実がある。このあたりは農業にかぎらず、たとえば料理の世界でも似たようなものかも知れぬ。