フィノッキオ・ベビー?

DSCN1198

Carmo という品種を蒔いたはずなのだが、種をまちがえたのだろうか? いや、苗の数で15弱を植えたが夏の高温とその後の長雨で生育不良、というよりも「失敗」だ。こじれてしまってどうにもなりそうにない。

そのなかでこのひとつだけ、イタリア語で Finocchio-baby と呼ばれる手のひらサイズに仕上がった。写真だとわかりにくいが、ちゃんと丸くなっている。調製重135g。Carmo はそもそも標準が350〜400gとカタログにあるからさほど大玉になる品種ではない。

ミニサイズの、丸くきちんと仕上がったフローレンスフェンネルなど、専用品種を使わないかぎり、狙ってできるものではない。だいたい、トラディショナルなフローレンスフェンネルは調製重で500g以上と言われているのだ。

2012年ごろだったか、ヨーロッパの大手種苗各社が Finocchio-baby の開発にしのぎを削っていた。そのころ Clause の発売前の品種が手に入ったので試作をくりかえしたことがある。サイズ的にはちょうどこのくらいの仕上りになった。あるいはそのときの種子が Carmo の種の容器に混入したのかも知れぬ。

いずれにしても、今回はこれひとつしかないのだが、今日発送する野菜セットに入れてみることにする。フローレンスフェンネルはそもそも葉を使うものではないから、調製の際に切り捨ててしまうのだが、「もったいないから欲しい」と言われることもままあるので、ダンボール箱に余裕があるときは別の袋に入れている。