17世紀の料理書を当時の版で読めるようになるには(2)仔鳩のビスク
前回につづけて、ラ・ヴァレーヌ『フランス料理の本』1651年版を題材にする。 ビスクというと、現代ではエクルヴィスをはじめとする甲殻類のポタージュのことだ。が、そもそもは鳩などの鳥類の煮込み料理を意味した。bisque […]
17世紀の料理書を当時の版で読めるようになるには(1)活字、綴りの違い
上級編である。フランス語初心者は読まないように。 そこそこフランス語でレシピが読めるひとでも、100年あるいはそれ以上昔の料理書となると尻込みすることが多いようだ。 だが、楽なものばかり読んでいても、いっこうに語学は上達 […]