まったくの初心者がフランス語で書かれたレシピをすらすら読めるようになる連載(4)レシピの文の基本パターン、動詞

いよいよ、「ほうれんそうとスモークサーモンのキッシュ」の作業手順のパートに挑戦することになる。

  1. Préchauffer le four à 200°c. Dans un plat à tarte, mettre la pâte. (プレショフェルフールア200ドゥグレ ドンザンプラタタルト メットルラパート)

  2. Couper le saumon fumé en petits morceaux. (クペルソモンフュメオンプティットモルソー)

  3. Laver les épinards, puis faire les cuire avec le beurre. Les refroidir et les égoutter puis les hacher grossièrement. (ラヴェレゼピナール ピュイ フェールレキュイールアヴェクルブール レルフロワディール エ レゼグテ ピュイ レアシェグロスィエールモン)

  4. Dans un saladier, mélanger les oeufs, la crème fraîche et le fromage. Ajouter les épinards. Saler et poivrer. (ドンザンサラディエ メランジェレズー ラクレームフレッシュエルフロマージュ アジュテレゼピナール サレエポワヴレ)

  5. Verser le saumon fumé sur la pâte, puis la préparation, tout doucement. (ヴェルセルソモンフュメシュルラパート ピュイ ラプレパラスィヨン トゥドゥスモン)

Pour finir (プールフィニール)

Laisser cuire au four pendant 35 à 45 minutes selon le four. (レセキュイールオフールポンドン35ア45ミニュート スロンルフール)

レシピの文の基本パターン

レシピでもちいられてる文のほとんどは、基本構造がきわめてシンプルだ。

動作(動詞) + 何を + どのように

動作 何を どのように
Préchauffer le four à 200°c
予熱する オーヴンを 200℃に

「どのように」のところは、どのくらいの時間 / どんな調理器具で / どのくらいの温度で etc. などいろいろだ。また、ひとつとはかぎらず、複数のある場合も多い。

ようするに、動詞+目的語+補足、ということだ。もちろん目的語がない文もある。

動詞の見分けかた

動詞とは動作を表わす語のこと。レシピで用いられる動詞は多くの場合、辞書の見出しのままのかたちだ。文法用語ではこれを「不定法」とか「不定詞」というが、用語は覚えなくてもいい。ただ、動詞の不定法(辞書の見出しになっているかたち)というのは、語尾がかならず以下のいずれかになる。この4種類の語尾はしっかり覚えること。

  • er
  • ir
  • re
  • oir

練習

上の作業手順のなかから動詞を抜きだしてみよう。また、辞書で発音と意味を調べよう。

  • préchauffer (プレショフェ)予熱する
  • mettre (メットル)置く
  • couper (クペ)切る
  • laver (ラヴェ)洗う
  • faire (フェール)する、作る、〜させる
  • cuire (キュイール)加熱する、煮る
  • refroidir (ルフロワディール)冷ます
  • égoutter (エグテ)水気(油なども)をきる
  • hacher (アシェ)刻む、みじん切りにする
  • mélanger (メロンジェ)混ぜる
  • ajouter (アジュテ)加える
  • saler (サレ)塩をする
  • poivrer (ポワヴレ)こしょうを加える
  • verser (ヴェルセ)注ぐ、流し込む
  • finir (フィニール)終える
  • laisser (レセ)放っておく、〜するままにしておく

注意…上の4種類の語尾のどれかに当てはまっても、かならず動詞であるとはかぎらない。たとえば作業手順4の saladier (サラディエ)は動詞ではなく名詞。男性名詞で「サラダボウル、ボウル」のこと。


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