- フランス語名 mini-poireaux, jeunes poireaux, poireaux crayons
- 英語名 mini-leeks
- 学名 Allium ampeloprasum
- 日本での別名 ポワロジューヌ ポワロジェンヌ
画像は2010年のものです。2023年11月出荷再開予定。
古代ローマ時代から愛されてきたポワロー(ポロ葱)を直径約1cm、軟白部の長さ15cm以上で仕立てました。もともとはポワローの苗をジュヌポワロー(若いポワロー)といって定植せずに食材としたのが始まりと言われています。「貧者のアスパラガス」asperges du pauvre とも呼ばれました(アスパラガスも古代ローマ時代からとても好まれてきた野菜です)。
ごとう菜園のミニポワロー は「苗」ではなく文字どおりミニサイズのポワローです。太さ約1cm、白み(軟白部 fût blanc)15cm以上(実際には18cmくらい)、軸(fût)の全長20cm以上で仕上げています。文献調査と試行錯誤を重ねて、とても労力と手間がかかるけれど確実な独自の栽培方法を確立しました。すべて手作業のアルティザナルな栽培方法です。このサイズで白みの長い高品質のミニポワロー は他のどこにも存在しないと思います。ポワローは生育がとても遅く、ミニポワロー の場合でも種まきから育苗2ヶ月以上、定植後3ヶ月以上、合計5ヶ月以上かかります。以上の理由からとても高コストです。
「貧者のアスパラガス」とはとても呼べない真逆の、まさしくガストロノミーのための究極のガストロノミックな食材です。基本的にはブランシール(下茹で)してからアスパラガスと同様に調理します。ポワローは水分が比較的少ない野菜なので下ゆでせずにグリル焼きするのはお勧めできません。加熱調理時の優しく繊細な香りととろけるような甘い味わい、最高級の食材のひとつとして自信をもってご提案します。
2013年ごろまで築地市場に出荷し、日本を代表する有名ホテルのダイニングなどでお使いいただいたり料理雑誌に掲載されるなどとても高い評価をいただいていましたが、思うところあって封印していました。この秋(2023年11月)から産直販売で再開します。少量生産のためご興味のある方は早めにご連絡ください(インスタ、メッセンジャーでもOKです)。
※お問い合わせ内容によってはお答えしかねる場合もあります。あらかじめご了承ください。