ソース・シュプレームは鶏胸肉用
牛肉よりも鶏肉が人気という記事をネットニュースで見かけた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/7d3b5e02579a4a3375195cfcdcf8ded7adc367fd おなじよう […]
古典料理書を未来へつなぐ
オーギュスト・エスコフィエ(1946〜1935)の主著 Auguste Escoffier, Le guide culinaire, 1903-1921. を日本語にしたものは4つある。 (1) 秋山徳蔵 著『仏蘭西料理 […]
エスコフィエ『料理の手引き』電子書籍普及版リリースしました
2022年11月リリースの電子書籍、エスコフィエ『料理の手引き』から訳注、内部リンク、用語集、索引を省いた電子書籍普及版をアップルブックスで販売開始しました。フランス料理のバイブル、金字塔と呼ばれる大著をiPhoneで気 […]
エスコフィエ『料理の手引き』翻訳者セルフインタビュー
エスコフィエ『料理の手引き』翻訳者である五島が自分自身にインタビューしました。 — 自分で自分にインタビューするってのも奇妙ですね まぁ普通の感覚だとそうでしょうね。でも、対話形式(対話篇)とい […]
五島訳エスコフィエ『料理の手引き』のすごいところ……(2) 内部リンクがすごい
エスコフィエ『料理の手引き』はとにかく無駄を省いた合理的な構成が特徴。これは第1章冒頭でリストアップされているフォンドキュイジーヌによく表れていて、日々の厨房仕事をシステマティックかつ合理的に無駄なくこなせるようにした結 […]
五島訳エスコフィエ『料理の手引き』のすごいところ……(1) 訳注がすごい
本には注釈というものが付いていることがある。本文中の語に番号や記号が振ってあって、欄外とか巻末に対応する記号とその説明や補足が書いてあるやつ。中学校あたりの歴史の教科書なんかで見たこともあるだろう。 この注釈、紙媒体の場 […]
間違いだらけを半世紀以上放置するって……
『ゲームの歴史』(講談社、2022年)という本の内容が誤りだらけだという指摘を受け、出版社が販売中止にしたという話題は記憶にあたらしい。書店やすでに購入した人からの返品も受け付けたというのだから、社会の公器たる出版社の矜 […]
1900年ごろの下っぱキュイジニエの月給は45フランくらい
(前回のつづき) Emilie TUZ, L’apparition des restaurants de luxe dans les alpes-maritimes (1860-1914). (エミリー・テュス『アルプマ […]
エスコフィエ『料理の手引き』初版は8フランだった
エスコフィエは「料理の手引き」序文にこう書いている。 本書は、かつて私が構想したとおりとは言い難い出来だが、いずれはそうなるべく努めねばなるまい。とはいえ、現状でも料理人諸君にとって大いに役立つものと信じている。だからこ […]
プロの料理人がエスコフィエを読むべき理由
ヘストン・ブルメンタールがエスコフィエ『料理の手引き』の英訳 (2011年改装版) に寄せた序文から引用 料理人のなかには, クラシックな伝統から逃れたい, エスコフィエのような権威は保守的で時代遅れだからと否定したい誘 […]