キクイモのピュレ
2015/11/28 23:05寒さが厳しくなり、キクイモがおいしい季節だ。キクイモはフランス語で topinambour イタリア語で topinambur どちらもカタカナ書きすれば「トピナンブール」。赤皮種と白皮種があり、ヨーロッパでは赤皮が主流、日本では白皮だほとんどだと思う。が、皮の色の違いだけで、品種間差はほぼないと言っていいだろう。以前、ある料理人さんから「輸入ものに比べると粘りがない」と言われたことがあるが、たんに水分量の違いだけだと思う。
サヴォイキャベツやカーヴォロ・ネーロの火入れ時間を短かくするには
2015/11/24 01:40chou vert ©︎2023 lespoucesverts Manabu GOTO 小ネタ、というか Tips である。 サヴォイもカーヴォロ・ネーロもなかなか柔らかく火が通らない野菜だ。サヴォイは最低2〜3時間、カーヴォロ・ネーロはその1.5〜2倍の時間をかける必要があると答えることにしている。もっとも普段、尋ねられなければいちいちそんなことは言っていない。
キャベツのクーリビヤック
2015/11/23 20:39書きかけの文章がいくつもあるのだが、このところあまりの忙しさとストレスですっかり放置してしまっている。ハウスの再建作業と畑仕事だけならいいのだが、農協の部会がらみなどで出掛ける用事が多く、根っからの引きこもり体質にはひどく堪える。
ビスク(1)
2015/10/31 02:35ある料理人さんから鳩のビスクについて知りたいと言われた。が、ビスクというのは歴史的なところを説明するには意外と大物で、きちんとやると相当な分量になってしまう。とりあえず、概説というかイントロダクションというか、さっと書けるところだけまとめておく。タイトルに(1)と記したが、(2)以降を書くかどうかはその料理人さん次第ということになるだろう。
クリビヤック coulibiac, koulibiac, koulibiak, кулебя́ка
2015/10/23 00:24僕の野菜を使ってくれている料理人さんが coulibiac de saumon の起源を知りたいというのでメールに書いたのだが、せっかくなので、すこしばかり増補してブログにも投稿しておく。
まったくの初心者がフランス語で書かれたレシピをすらすら読めるようになる連載(6)仕上げ
2015/10/03 12:312024/05/11 追記 『フランス語レシピで自宅フレンチ 1 料理フランス語文法読本』を Apple Books
まったくの初心者がフランス語で書かれたレシピをすらすら読めるようになる連載(5)le, la, l’, les, faire, laisser
2015/10/02 04:222024/05/11 追記 『フランス語レシピで自宅フレンチ 1 料理フランス語文法読本』を
17世紀の料理書を当時の版で読めるようになるには(2)仔鳩のビスク
2015/09/30 20:31前回につづけて、ラ・ヴァレーヌ『フランス料理の本』1651年版を題材にする。 ビスクというと、現代ではエクルヴィスをはじめとする甲殻類のポタージュのことだ。が、そもそもは鳩などの鳥類の煮込み料理を意味した。bisque
まったくの初心者がフランス語で書かれたレシピをすらすら読めるようになる連載(4)レシピの文の基本パターン、動詞
2015/09/29 19:362024/05/11 追記 『フランス語レシピで自宅フレンチ 1 料理フランス語文法読本』を
ベーコン、ラード、豚背脂
2015/09/29 02:021年ほど前に書いて、思うところあって非公開にしていた投稿だが、再度公開してみる。 フランス語を学びはじめた頃、「フランスにベーコンはない」と授業で教わったのを憶えている。ごく普通のフランス語の授業だったから、教師の雑談だったと思う。
まったくの初心者がフランス語で書かれたレシピをすらすら読めるようになる連載(3)材料表のまとめ
2015/09/28 19:382024/05/11 追記 『フランス語レシピで自宅フレンチ 1 料理フランス語文法読本』を Apple
17世紀の料理書を当時の版で読めるようになるには(1)活字、綴りの違い
2015/09/28 02:31上級編である。フランス語初心者は読まないように。 そこそこフランス語でレシピが読めるひとでも、100年あるいはそれ以上昔の料理書となると尻込みすることが多いようだ。